不動産業界のコト⑧【不動産の買取】
2024年12月15日
今回は不動産に関する知識の第⑧弾♪
今回は『不動産の買取』についてのお話です。
皆さん実際に、実際に不動産を売却しようと思った時はどんな流れを想像しますか?
不動産会社に依頼して買手を探してもらって・・・などを想像されると思います。
一般的には上記の通り、不動産会社に仲介してもらう事が多いですが、
不動産の売却には仲介によるものだけでなく、不動産会社が直接、買い取りを行う場合もあります。
それでは、不動産の買い取りの概要やメリットについて紹介していきます♪
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【不動産の買取とは】
一般的な不動産の売却とは、不動産会社に仲介を依頼し、
第三者である一般買主に対して不動産を売るというものです。
この場合、仲介を担う不動産会社の役割は宣伝活動を行い、
買主を探すという販売活動のサポートになります。
一方、買取とは、不動産会社が直接、買い取ってくれるものです。
この場合、一般買主ではなく不動産会社が売買契約の当事者になります。
不動産会社が不動産を買い取り、リフォーム工事などを行った上で売主となり、再販売を行います。
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【買い取りの流れ】
1【情報収集】 自身が売却する物件の相場や、買取してもらう不動産会社を探します。
2【調査・査定】 不動産会社が物件の調査や査定を行います。
3【購入条件提示】 不動産所有者に対して、購入価格・諸条件を提示します。
4【売買契約締結】 不動産会社との間で不動産売買契約を締結します。
5【代金支払・引渡し】 代金支払いと同時に不動産の引き渡しを行います。
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不動産買取りの最大のメリットは?
不動産会社が買い取りをする場合、一般的な売却と比べて、
迅速に売ることができるというメリットがあります。
一般的な売却の場合、販売開始から代金の受取りまでに2~4ヵ月、長ければ更に時間がかかります。
一方、買取りの場合は、購入希望者を探す必要がないため、
売却価格等の条件面での折り合いさえつけば、すぐに売却が可能です。
条件によっては1週間ほどで売買契約が成立する場合もあり、この迅速さが最大のメリットとなります。
しかし、売却価格が一般販売した時と比べて安くなる傾向にあるというデメリットもあります。
それでも、高めの価格設定をした場合、なかなか売れずに結局値下げをせざるを得なくなる、
という事態も想定されますので、よく考えたうえでの選択になります。
その他のメリット
買い取りには、仲介手数料が不要になるというメリットもあります。
不動産会社の仲介で不動産を売却する一般的な売却の場合、
不動産会社に対して、仲介手数料を支払わなければなりません。
この仲介手数料は、例えば、売却価格が2,000万円であれば最大66万円+消費税、
売却価格が3,000万円であれば最大96万円+消費税となります。
買い取りの場合には、この仲介手数料が不要なのです。
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また、一般的な売却の場合、買主が決まるまで、
何組もの内覧希望者を迎え入れなければならないこともあります。
これは、時間を拘束されますし、精神的な負担も大きいと考えられます。
一方、買取りの場合、不動産会社による査定のみのため、
一度部屋を見せるだけでいいという場合が多く、内覧対応の手間がなくなります。
さらに、買取りの場合、当事者が二者になるので、
手続きがシンプルになるというメリットもあります。
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実際に不動産の買い取りをする上で大事なことは
・1社だけではなく複数の会社に査定を依頼する
・家の相場価格を調べて把握しておく
この2点は、高く売るために何よりも重要なポイントです。
急いでいるなかでも、大切な不動産を売却するのだからこそ
不動産会社の言われるがままに売るのではなく、自身で前もって情報収集するようにしましょう。
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